活動紹介
創基150年記念事業「講演会・シンポジウム」第50回
金沢大学 FD・ICT教育推進室 シンポジウム
変わりゆく大学生の生活とモバイル、ポータルの役割
~学生支援のための情報技術を考える~
FD・ICT教育推進室では、以下の通り、シンポジウムを開催いたしました。
ご多忙の中、多くのご参加に感謝申し上げます。(パンフレットはこちら)
記
日時 | 2012年2月11日(土)14:00~17:00 |
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会場 | 金沢大学サテライトプラザ3階 |
主催 | 金沢大学 FD・ICT教育推進室 |
プログラム
14:00~14:05 開会の辞
樫見 由美子(金沢大学 副学長 教育担当理事)
14:05~14:10 趣旨説明
山田 政寛
(金沢大学大学教育開発・支援センター 准教授、FD・ICT教育推進室実務委員長)
14:10~14:50
【講演1】『入退出履歴を用いたうつ病による行動変化検知の可能性について』
講師:不破 泰 氏(信州大学 総合情報センター長 教授)
- 信州大学の学生のメンタル面の問題把握の方法や、東日本大震災後の東北の大学の視察の様子、企業のカウンセラーの協力を得た研究などを反映して、日常的なサポートと災害時の対応について総合情報センターがどのような学生支援を考えているかなどについてお話し頂きました。
15:00~15:40
【講演2】『スマートフォンを用いた学習・学生支援~青山学院大学のケースについて~』
講師:伊藤 一成 氏(青山学院大学 社会情報学部 准教授)
青山学院大学では、2009年にICTの体感的理解・情報感度の向上を狙いiPhoneを導入したことや、関東地区5大学でスマートフォン所有率を調査した結果と、ソーシャルメディアの利用率が急上昇中であること、また、学生のパソコンやLMSの利用時間や利用方法は教員の想定以上のこともあり、今後、デバイスの種類の増加が予想されるため、ワンソース・マルチデバイスという考え方が必要であることなどについてお話頂きました。
15:50~16:20
【報告】『アカンサスポータルの利用からみる学生生活とその役割~災害・緊急時の学生支援~』
講師:森 祥寛 氏(金沢大学 総合メディア基盤センター 助教)
金沢大学のアカンサスポータルの開発状況と、実際の活用(学生、教職員別)調査結果、緊急連絡用システム(C-SIREN)開発の経緯や訓練状況と、それらの結果から見出された問題の整理と、今後の開発計画・利用促進のための方法などをお話頂きました。
15:50~16:20 パネルディスカッション
17:30 閉会の辞
西山 宣昭(金沢大学 大学教育開発・支援センター長 教授)